京大医学部で、3Dプリンターを活用して難しい臓器移植に成功したそうです。
ある人の右の肺の一部分を、別の人の左の肺に移植したんだとか。
要は、「裏返して移植」ということですね。
あるご夫婦の間で、今年3月に肺の臓器移植が行われたそうです。
3Dプリンターというのは、文字通り3次元のものを再現するプリンターです。
通常のプリンターは書類などを紙に印刷します。つまり2次元ですね。
この「3Dプリンター」というのは、なんと立体的に再現できてしまうんです。
この機能を利用して、移植元と移植先の二人のかたの模型を作成したそうです。
3Dプリンターでそんなこともできるんですね。
そして、右の肺の一部を、左の肺に移植するのに、シミュレーションを行なったそうです。
普通に考えたら、とても難しいことなんだそうですね。
気管支や動脈などをうまく繋ぎ合わせないと正しく移植できません。
それを、3Dプリンターで作成した模型を使って、いろいろと研究したそうですね。
その甲斐あって、手術は無事に成功したみたいです。
IT技術が医学に役立った、素晴らしい事例ですね。
世界初だそうです。
すごいですね。