約90年におよぶ杏林堂の理念と技術を継承
東洋医学の世界観や死生観、病気や健康に対する考え方を大切にし、約90年におよぶ杏林堂の理念と技術を継承しつつも、鍼灸治療で改善が見込める病態か否かを含めた“症状の診立て”は現代医学的な観点から行うことをモットーとしております。
あざみ野南の鍼灸院 杏林堂
院長 北川美千代
1931年に先々代の小川晴通が牛込に杏林堂を開院し、その後、赤坂や新宿へと移転しながら現在のあざみ野南に至るまで、おおよそ90年に亘って伝統医学である「鍼術」を継承する鍼灸専門の治療院です。
臨床経験約30年の院長と約50年の顧問が治療いたします。ともに毎日の鍼灸臨床の傍ら日々進歩していく医学知識の研鑽に努め、鍼灸学校や教員養成科の講師、学会や業界団体の役員・学術委員、執筆活動を通して後進の育成にも注力しております。
すべてディスポーザブル鍼を使用、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)・スリッパ紫外線殺菌ロッカーを備え、空調は24時間365日すみずみまで換気しながら清潔な空気と快適な温度で満たす全館空調システム「エアロテック」を採用しております。
東急田園都市線・横浜市営地下鉄ブルーライン「あざみ野駅」より徒歩7分、横浜の閑静な住宅街「あざみ野南」に立地し、少人数のみの完全予約制で診療しておりますので、静かにゆったりとお過ごしいただけます。
私たちは長年、東洋医学に従事しておりますが、だからと言って西洋医学を全面的に否定することは致しません。必要と思われたなら鍼灸治療より検査や西洋医学の治療をお勧めしたり、鍼灸にない効果が見込める治療法があるなら併療をお勧めしたり、医学界の最新知見をご紹介したりなど、患者さんにとってより良い治療をお示しできるよう心掛けております。
しかしながら、対症療法やともすれば自身の体を傷つけてしまうような攻撃的な治療も多い西洋医学の治療に対して、鍼灸治療は人が元来持っている自然治癒力を惹起し、免疫を鼓舞して健康を回復させることのできる、体に負担の少ない本質的な治療に近い大変素晴らしい優れた治療法であると私たちは考えております。