今週のお花(トルコキキョウ・カーネーション・スターチス・バラ・アスチルベ・スプレーカーネーション・ドラセナ)

花材:トルコキキョウ・カーネーション・スターチス・バラ・アスチルベ・スプレーカーネーション・ドラセナ

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[ トルコキキョウ ]
科/属 : リンドウ科トルコギキョウ(ユーストマ)属
形 態 : 一年草  
学 名 : Eustoma
原 産 : 北アメリカ南西部から南部、メキシコ、南アメリカ北部
別 名 :「ユーストマ」「リシアンサス」

[ カーネーション ]
科/属 : ナデシコ科ナデシコ(ダイアンサス)属
形 態 : 多年草
学 名 : Dianthus caryophyllus
原 産 : 南ヨーロッパ、西アジア
別 名 : 和名「オランダ石竹(せきちく)」「ジャコウナデシコ(麝香撫子)」

[ スターチス ]
科/属 : イソマツ科リモニウム属
形 態 : 一年草、二年草、多年草、半低木
学 名 : Limonium
原 産 : 世界中の海岸、砂漠、荒れ地  
別 名 : 和名「ハナハマサジ(花浜匙)」「ニワハナビ(庭花火)」「ヒロハノハマサジ(L. latifolium)」、その他「宿根スターチス」「チース」など
その他 : 一般にスターチスの名前で育てられるものはリモニウム・シヌアツム(L. sinuatum)とその園芸品種
種 類 : シヌアツム種 Limonium sinuatum
地中海沿岸~小アジアが原産。和名「花浜匙(ハナハマサジ)」。
ピンク、白、青のカラフルな萼が美しく、日もちもよいため切り花やドライフラワーとして人気で、多く栽培されます。
◇リモニウム・シヌアツム‘ソピア’混合(Limonium sinuatum ‘Sopia’)
薄いピンクから濃いピンクで、それぞれ淡青色の萼をつける花色混合品種。
◇リモニウム・シヌアツム‘ボンデュエリ・イエロー’(Limonium sinuatum ‘Bonduellei yellow’)
ボンデュエリ種(L. bonduellei)としてシヌアツム種と区別されることもある。黄色い萼をもち、花茎につく翼が少ないのが特徴。
ベリディフォリウム種(L. bellidifolium)・ラティフォリウム種(L. latifolium)
多年草として扱われ、宿根スターチスと呼ばれることもある。切り花として流通する宿根スターチスは、ベリディフォリウム種やラティフォリウム種などを交雑して改良された品種。
◇宿根スターチス‘ブルー・ファンタジア’ (Limonium ‘Blue fantasia’)
ベリディフォリウム種(L. bellidifolium)とラティフォリウム種(L. latifolium)の種間雑種。四季咲き性で主に切り花用に栽培される。宿根スターチスの交雑品種の草分け。
イソマツ (Limonium wrightii)
イソマツ属の植物は世界中の海岸、砂漠などに300種が知られており、日本の海岸にもこの仲間のイソマツ(L. wrightii)やハマサジ(L. tetragonum)が自生します。
伊豆諸島、屋久島、沖縄の海岸の、海水がかかる岩に自生する。草丈10cm前後。

[ バラ ]
科/属 : バラ科バラ属
形 態 : 落葉(ツル性)低木
学 名 : Rosa
原 産 : アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカの一部 
種 類 : バラは古くから交配でさまざまな品種が生み出されている。その数は3万種とも4万種ともいわれており、今もって新しい品種が次々に誕生している。それらを大雑把に分けると、園芸品種の元となった原種のワイルドローズと、1867年に発表された「ラ・フランス」以前に栽培されていた品種のオールドローズと、「ラ・フランス」以降に品種改良を重ねた品種のモダンローズの3つに分けられる。現在、花屋などで見かけるものは、ほとんどがモダンローズである。

[ アスチルベ ]
科/属 : ユキノシタ科チダケサシ(アスチルベ)属
形 態 : 多年草
学 名 : Astilbe
原 産 : 東アジア(日本、朝鮮半島、中国)、北アメリカ
別 名 : ショウマ(升麻)、アワモリソウ(泡盛草)、アワモリショウマ(泡盛升麻)、アケボノショウマ(曙升麻)、チダケサシ(乳茸刺)など

[ スプレーカーネーション ]
科/属 : ナデシコ科ナデシコ属
形 態 : 多年草
学 名 : Dianthus caryophyllus L.
原 産 : 南ヨーロッパおよび西アジアの地中海沿岸

[ ドラセナ ]=正しくはコルディリネ・フルティコサ 
科/属 : キジカクシ科センネンボク(コルジリネ)属 ※リュウケツジュ科、リュウゼツラン科で分類される場合もある
形 態 : 常緑低木
学 名 : Cordyline fruticose(旧学名:Cordyline terminalis)
原 産 : 東南アジア、オーストラリア、ニュージーランド
別 名 : 和名「センネンボク(千年木)」、英名「ツリー・オブ・キング」
その他 : 生花店では「コルジリネ・スノーホワイト」「コーディライン・スノーホワイト」「青ドラセナ」の名で売られる。園芸上、姿が似ているので「ドラセナ」と呼ばれることも多いが誤用である。ドラセナ属とは違い、コルジリネ属は地下部に多肉質の根茎があるのが特徴。

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