花材:シンフォリカルポス・リコリス・ゴッド・スプレーマム・カーネーション・ピンクッション
またまた初めてお目にかかる実物をいただきました。名前は「シンフォリカルポス」です。(なんか似たような名前の競走馬がいたような・・・)
学名をSymphoricarpos albusと言い、シンフォリカルポスは属名にあたります。シンフォリカルポスはギリシャ語の「symphorein (共に生ずる)」と、「karpos (果実)」の2つの言葉から成り、種小名のアルブスはラテン語で「白い」という意味だそうです。その名が示すように、枝先に丸くて白い大小の実が房状に集簇しています。実のわりには枝が細いので、実が大きく生った枝は、その重みで垂れ下がっています。
シンフォリカルポスは、和名を雪晃木(せっこうぼく)、別名シラタマヒョウタンボクとも言い、英語名はスノーベリーと言うそうです。シンフォリカルポスよりも「Snowberry(雪の実)」という呼び名の方が、その姿には似合っていますね。
北アメリカが原産で、以前は輸入されていましたが、現在は日本でも栽培されているようです。初夏には花も咲くのですが、小さくて目立たないらしく、観賞用としては花よりも丸い実の方が使われるようです。品種改良もされており、白い実のものだけでなく、薄いピンクやルビー色、濃い赤などもあるようです。
真珠のような白い実やピンクの実は、とても愛らしいですよね。そんな姿がフラワーアレンジメントで人気があり、特に結婚式ではよく使われるそうです。ブライダルブーケにはピッタリですよね!
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