花材:ストック・カラー・ディスバット・スプレーマム・ドラセナ・ネコヤナギ
[ ストック ]
科/属 : アブラナ科アラセイトウ属
形 態 : 多年草(日本では秋まき一年草として扱うのが一般的)
学 名 : Matthiola incana
原 産 : 南ヨーロッパから北アフリカ広域
別 名 : 和名「アラセイトウ(紫羅欄花)」
その他 : 草姿から枝分かれしにくい「スタンダード系」と枝分かれして側枝に花を付ける「スプレー系」に分けられる。また鉢植えに向く「矮性種(草丈20~30cm)」と切り花用の「高性種(草丈60~80cm)」があり、花には「八重咲き」と「一重咲き」がある。葉の軟毛の有無によって「有毛種(葉色が淡緑色)」と「無毛種(葉色が濃い)」に分けることもある。
[ カラー ]
科/属 : サトイモ科ザンテデスキア(オランダカイウ)属
形 態 : 多年草(球根植物)
学 名 : Zantedeschia aethiopica
原 産 : 南アフリカの湿潤地
別 名 : 和名「オランダカイウ(和蘭海芋)」
[ ディスバット ][ スプレーマム ]=[ 菊(キク)]
科/属 : キク科キク属
形 態 : 宿根多年草
学 名 : Chrysanthemum
原 産 : 中国
別 名 : 和名「イエギク(家菊)」
その他 : 栽培品種の菊(イエギク)が日本に渡来したのは奈良時代。鎖国体制の終焉と共に欧米に渡り、19世紀後半からヨーロッパで品種改良が進んだ。日本で品種改良された和ギクに対して、これらを洋ギクと呼ぶ。1940年代にはアメリカでスプレー菊が作られた。
咲き方には、ピンポン咲き・ポンポン咲き・デコラ咲き・スパイダー咲き・一重咲き・スプーン咲きなどがある。
[ ドラセナ ]=正しくはコルディリネ・フルティコサ
科/属 : キジカクシ科センネンボク(コルジリネ)属 ※リュウケツジュ科、リュウゼツラン科で分類される場合もある
形 態 : 常緑低木
学 名 : Cordyline fruticose(旧学名:Cordyline terminalis)
原 産 : 東南アジア、オーストラリア、ニュージーランド
別 名 : 和名「センネンボク(千年木)」、英名「ツリー・オブ・キング」
その他 : 生花店では「コルジリネ・スノーホワイト」「コーディライン・スノーホワイト」「青ドラセナ」の名で売られる。園芸上、姿が似ているので「ドラセナ」と呼ばれることも多いが誤用である。ドラセナ属とは違い、コルジリネ属は地下部に多肉質の根茎があるのが特徴。
[ ネコヤナギ ]
科/属 : ヤナギ科ヤナギ属
形 態 : 落葉低木
学 名 : Salix gracilistyla
原 産 : 北海道から九州にかけた渓流沿い
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