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(公社)全日本鍼灸学会 中国四国支部で講演

 平成26年11月23~24日、国際ホテル宇部にて「第27回(公社)全日本鍼灸学会中国四国支部学術集会(山口大会)」が開催されます。24(月)午前10時30分より、小川が特別講演を行います。
 以下は抄録です。

「東洋医学と西洋医学-どちらが本質治療に近いのか」
-東洋医学は決して非科学的ではない。胸張って診療するために-

                  東京衛生学園臨床教育専攻科講師                    (公社)全日本鍼灸学会参与   小川 卓良

 風邪を引いた時に、風邪薬と称して解熱剤を飲んで熱が下がったら風邪は治ったのであろうか? 何故風邪を引くと発熱するのであろうかを知ると薬を使って解熱させることは問題であることがわかる。また、高血圧症で降圧剤を服用することが本質的な治療なのであろうか? 高血圧症は血圧さえ下がれば病気でなくなるのであろうか?  本質的な治療とは何か? 西洋医学は果たして本質的な治療体系なのであろうか?  そして、東洋医学、鍼灸治療は副作用は少ないが単なる対症療法であるのか?  東洋医学の一般的な認識には、西洋医学が不得意な分野を補ったり、副作用の軽減をしたりして、科学的でもなく、本質的な治療ではないが補完医療として役に立っているところがあるから、西洋医学がより進歩して不得意な分野や副作用を克服するまでは残していこう、或いは残るだろう、というニュアンスの認識がある。そして、この認識には西洋医学が発展するにつれて東洋医学は滅亡していくという暗黙の了解がある。 果たして東洋医学は何れ滅亡する運命にあるのであろうか?  そして東洋医学は非科学的なのであろうか?  本講演では、西洋医学の考え方、治療方法を考察し、科学的の意味は何か、本質的な治療とはどういうものかを明らかにしていく過程で東洋医学は決して非科学的ではなく、かつ西洋医学と比較してむしろ東洋医学の方が本質治療に近いことを理解していただく。 そのことにより東洋医学の専門家として、西洋医学に対する科学的コンプレックスを抱いたり、正しく西洋医学を理解して盲目的に西洋医学を批判をすることの無いように、そして東洋医学の現代的な意義を考察し、誇りを持って東洋医学の専門家としての道を歩めるように、というのが本講演の主旨であります。

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