花材:パイナップルリリー・エキナセア・リンドウ・ヒペリカム・スプレーマム・スカシユリ・ナルコラン・ドラセナ
今週は、「パイナップルリリー」という名のお花をいただきました。左右にある1本ずつ、白い小花がびっしりついている・・・なんて説明されなくても、パイナップルリリーの名前を聞けば、見た目でわかりますね。
その名の通り、てっぺんに小さな葉がたくさん付いていて、パイナップルに似ていることからパイナップルリリーと呼ばれるようになったようです。実際、花が咲く前の状態は、パイナップルそのもの!
このお花、パイナップルリリーというのは英語名で、属名の「ユーコミス(エウコミス)」で呼ばれることもあるようです。ユーコミス(エウコミス)とは、ギリシア語で「美しい頭の毛」という意味だそうです。この名を付けた人には、てっぺんに付いた小さな葉が、人の頭髪に見えたのでしょう。・・・アニメキャラには、よくある髪型かな?
原産は南アフリカ、ユリ科・ユーコミス(エウコミス)属の球根性植物だそうです。分類体系によってはヒヤシンス科とされることもあるらしく、茎に小さい花がびっしり付いている形からすると、ヒヤシンス科と言われる方が納得します。
今回、花の部分は15㎝程でしょうか、切り花用に小ぶりのパイナップルリリーをくださったようですが、本来なら花の部分が15~40㎝、草丈は40㎝~1.5mにもなる、かなり大型の植物のようです。しかも、茎にびっしり付いている花は、下の方から咲き始めて上まできっちり完璧に咲き切るそうで、花言葉も「完璧・あなたは完璧・完全」なのだそうです。
ちなみに、誕生石ならぬ誕生花というのがあって、パイナップルリリーは8月4日の誕生花なんですって。ちょうど8月4日にパイナップルリリーをくださるとは! お花屋さんご存知だっかのかしら? さすがですね~。
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