今週のお花(ギガンジウム・キキョウ・リンドウ・ドラセナ・ゴッドセフィアナ)

花材:ギガンジウム・キキョウ・リンドウ・ドラセナ・ゴッドセフィアナ

28-6-20-%e3%82%ae%e3%82%ac%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%82%a6%e3%83%a0

今週は「ギガンチウム」に注目します。紫色のネギ坊主のようなお花です。

ギガンチウムは、正式には「アリウム・ギガンチウム」と言います。学名はAllium giganteumといい、ネギ科アリウム(ネギ)属に属する球根植物です。(※以前はユリ科に分類されていたようです) 

アリウム属はユーラシア、北アフリカ、北アメリカなど北半球に分布し、およそ700種の野生種があると言われています。身近なところでは、タマネギやニンニク、ラッキョ、ネギやワケギなどもアリウム属の仲間だという話は、以前「コワニー」をご紹介した時にも書きましたね。

アリウムという呼称は、時として花を観賞するネギ属の総称として使われます。これらの多くは大変きれいな花を咲かすため、“オーナメンタル・オニオン(=装飾的玉葱)”と呼ばれます。

その中でもひときわ大きな花を付けるのが、中央アジアに自生する「アリウム・ギガンチウム」です。高さが1~1.5mにもなる花茎の先に、紅紫~桃紫色の小花が2000個ほど密集して球状になり、その直径は10㎝を超えます。別名“Giant onion(ジャイアント オニオン)”と呼ばれ、その存在感は圧倒的です。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。