花材:紫式部・トルコキキョウ・カーネーション・リンドウ・千日紅・ドラセナ
[ ムラサキシキブ(紫式部)]
科/属 : シソ科ムラサキシキブ属
形 態 : 低木
学 名 : Callicarpa japonica
原 産 : 日本、朝鮮半島、中国
別 名 : タマムラサキ(玉紫)、英名「ジャパニーズ・ビューティーベリー(Japanese beauty-berry)」
その他 : 庭植えに利用されているのは近縁種のコムラサキのことが多い。
種 類 :
◆オオムラサキシキブ(Callicarpa japonica var. luxurians)
葉が、大きく光沢があり厚い。鋸歯も大きい。
◆コムラサキ(Callicarpa dichotoma)
別名「コシキブ」。樹高1.2〜2mの低木。ムラサキシキブに比べ果実が多数固まってつくのが特徴。また果実の白い品種をシロシキブという。
[ トルコキキョウ ]
科/属 : リンドウ科トルコギキョウ(ユーストマ)属
形 態 : 一年草
学 名 : Eustoma
原 産 : 北アメリカ南西部から南部、メキシコ、南アメリカ北部
別 名 :「ユーストマ」「リシアンサス」
[ カーネーション ]
科/属 : ナデシコ科ナデシコ(ダイアンサス)属
形 態 : 多年草
学 名 : Dianthus caryophyllus
原 産 : 南ヨーロッパ、西アジア
別 名 : 和名「オランダ石竹(せきちく)」「ジャコウナデシコ(麝香撫子)」
[ リンドウ ]
科/属 : リンドウ科リンドウ(ゲンチアナ)属
形 態 : 宿根多年草
学 名 : Gentiana
原 産 : アフリカの一部を除く世界のほぼ全域
別 名 : 和名「リンドウ(竜胆)」、別名「ササリンドウ(笹竜胆)」「エヤミグサ(疫病草・瘧草)」
その他 : 厳密に言うと、リンドウは学名で「Gentiana scabra var. buergeri」と呼ばれる一種のみを指す。
[ センニチコウ(千日紅) ]
科/属 : ヒユ科センニチコウ(ゴンフレナ属)
形 態 : 一年草、多年草
学 名 : Gomphrena
原 産 : 熱帯各地
種 類 :
◆センニチコウ(G. globosa)
熱帯アメリカ原産で、花後に枯れる一年草。日本には江戸時代前期に渡来。
草丈は50cmほどで、主な開花期は夏から秋。花色は紫紅、白、ピンクなどがある。
園芸品種には濃いピンク色の花を咲かせる`ローズネオン`や 弾けたような花姿が面白い`ファイヤーワークス`、草丈が30cmほどに収まる品種もある。
◆キバナセンニチコウ(G. haageana)
アメリカのテキサス州からメキシコにかけて分布。本来は多年草だが、寒さで枯れてしまうことも多く、園芸では一年草として扱う。日本には大正時代末に入ってきた。
草丈は60cm~80cmほどで、主な開花期は夏。花色は赤橙色。
園芸品種には鮮やかな朱色の’ストロベリー・フィールズ’がある。色のバラエティーはないが、センニチコウにはない花色が魅力です。
[ ドラセナ ]=正しくはコルディリネ・フルティコサ
科/属 : キジカクシ科センネンボク(コルジリネ)属 ※リュウケツジュ科、リュウゼツラン科で分類される場合もある
形 態 : 常緑低木
学 名 : Cordyline fruticose(旧学名:Cordyline terminalis)
原 産 : 東南アジア、オーストラリア、ニュージーランド
別 名 : 和名「センネンボク(千年木)」、英名「ツリー・オブ・キング」
その他 : 生花店では「コルジリネ・スノーホワイト」「コーディライン・スノーホワイト」「青ドラセナ」の名で売られる。園芸上、姿が似ているので「ドラセナ」と呼ばれることも多いが誤用である。ドラセナ属とは違い、コルジリネ属は地下部に多肉質の根茎があるのが特徴。
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