花材:マリーゴールド・ケイトウ・ガマ・ヤマゴボウ・ピットスポラム
[ マリーゴールド ]
科/属 : キク科マンジュギク(タゲテス)属
形 態 : 一年草
学 名 : Tagetes
原 産 : 中米(メキシコが中心)
別 名 :「マンジュギク(万寿菊)」「センジュギク(千寿菊)」「クジャクソウ(孔雀草)」「ホソバクジャクソウ(細葉孔雀草)」
その他 : マリーゴールドは“聖母マリアの黄金”という意味。
※マリーゴールドは元々、同じキク科の別属「キンセンカ(カレンデュラ)」の呼び名だった。
[ ケイトウ ]
科/属 : ヒユ科ケイトウ(セロシア)属
形 態 : 一年草
学 名 : Celosia cristata
原 産 : インドから熱帯アジア
別 名 : 英名「コックス コーム(Cock comb)=雄鶏のとさか」「Plumed cockscomb」 和名「鶏冠花(けいかんか)」「韓藍(からあい)」
その他 : 園芸植物としては、「ケイトウ(Celosia cristata)」と「ノゲイトウ(Celosia argentea)」の2種が品種改良されたものだが、狭義のケイトウは「ケイトウ(C. cristata)」のことを言う。形状によって、トサカ系=鶏冠鶏頭、プルモーサ系=羽毛ケイトウ、キルドシー系=ヤリゲイトウ(槍鶏頭)、クルメ系=久留米鶏頭などに分けられる。
[ ガマ(蒲) ]
科/属 : ガマ科ガマ属
形 態 : 多年草
学 名 : Typha latifolia L.
原 産 : 世界の温帯地方
別 名 : ミスグサ(御簾草)
その他 : 開花期の雄花穂を採取して日干しして乾燥させると花粉が集められる。これは生薬の蒲黄(ほおう)と呼ばれ、古来より止血・利尿・通経作用があるとされ、そのまま又は煎じて服用したり、あるいは傷口や火傷に散布して収斂性止血薬として用いられていた。
[ ヤマゴボウ ]=ヨウシュヤマゴボウ
科/属 : ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
形 態 : 多年草
学 名 : Phytolacca Americana
原 産 : 北アメリカ
別 名 : アメリカヤマゴボウ、米名「ポークウィード(Pokeweed)」「インクベリー(Inkberry)」
その他 : 熟した果実からは赤紫色の果汁が採れ、強い染料になる。ただし、全体にわたって毒があり、果実も有毒で、特に種子は毒性が高い。
[ ピットスポラム ]
科/属 : トベラ科ピットスポルム(トベラ)属
形 態 : 耐寒性常緑樹低木
学 名 : Pittosporum tennuifolium
原 産 : ニュージーランド
別 名 : 和名「黒葉トベラ」
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